ヒトラーの裏プレゼン術

アドルフ・ヒトラーは裏テクニックを使って演説していました。アイドルや政治家も使っている、人を魅了するプレゼン方法を紹介します。

開始時間を遅らせる

ヒトラーは、演説の際に開始時間を予定より30分以上遅らせ聴衆を待たせていました。しかも、演説を行う際は1分以上黙った後に開始しています。わざと待たせることで、プレゼンターに希少価値をもたせ、自身を魅了させる狙いがあります。

アイドルや歌手のライブも同様の手口を使っています。開始時間が予定よりも遅れており、前奏やイントロが実際より長いことが特徴です。

下の動画はEXILEのライブ映像です。(最初の1分ぐらいだけ見て飛ばして下さい。)

イントロ部分が、テレビでは20秒程度ですがライブでは1分以上あります。わざと待たせることで、観客を熱狂させ、興奮させています。

徐々に語気を強める

演説の際にヒトラーは、最初は平坦に語り、時間に比例して語気を強め、最後は手や身振りを使って聴衆に訴えていました。徐々に態度をでかくすることで、演説者本人を魅力的に見せることができます。

政治家もこの技法をよく使っています。下の動画はTVタックルでの故・浜田幸一元衆議院議員の演説です。

最初は平坦にしゃべり、徐々に声が高くなり、最後は手を使って訴えています。この急激な変化により、聴衆を引き込む狙いがあります。

実際の映像

下の動画は、ヒトラーの実際の演説の様子です。

「演説を行う際は1分以上黙った後に開始」し、「徐々に語気を強め」、「聴衆の中にいる多数の一般人に見せかけたサクラが盛り上げています」