悪用厳禁!Appleの汚い宣伝

Appleは、有名人や週刊誌等にお金を渡してライバルメーカーを批判させ、Apple製品を優位に立たせています。

批判は最大の宣伝になる

選挙になると、与党は野党の、野党は与党の批判を徹底的に行います。なぜ、それほど批判をするのか?批判は最大の宣伝になるからです。

Appleは、週刊誌やブロガーに報酬を払い、ライバルメーカーのデメリットを報道してもらいます。いわゆるステマです。

週刊誌にソニーの批判特集を掲載

よくあるのが、自社の新製品とライバルメーカーの製品を比較する特集。ライバル製品のデメリットを強調し、自社製品のメリットをさり気なくアピールします。その一例が週刊ダイヤモンドのソニー特集です。

私は実際にこの雑誌の記事を読みましたが、その中身は、ソニーの経営と製品のデメリットを強調し、Apple製品をさり気なく勧める内容です。経営上の失敗のみならず、「新製品はコネクターに互換性がない」等のどうでもいい内容まで掲載して、ソニーを徹底的に批判しています。

有名人やブロガーにソニーとMicrosoftを批判させる

ガハろぐで紹介されていますが、成蹊大学の教授であり、月刊「MacPeople」で執筆活動していた塩澤一洋氏は、ツイッターで以下のようにライバルメーカー・ソニーのウソ情報を流し、Apple製品を賞賛しています。

いまオンラインでしゃべっている人が自宅のVAIOを立ち上げたら、起動するして使えるようになるまで5分かかった。信じられない。Macなら最初から起動しても12秒、ふだんはiPhoneと同じようにゼロ秒。

https://twitter.com/shiology/status/360381646157004800

そしたらその人が「起動に5分かかるのはまだいい方です。シャットダウンに30分かかることもある」と教えてくれた。何なのそれ???時間にゆとりのある人しかWindowsって使えないですね。

https://twitter.com/shiology/status/360382013993254912

起動に5分もかかるわけがなく、塩澤氏はApple側から報酬をもらってウソ情報を流しているのでしょう。この塩澤氏のお陰でAppleはライバルであるソニーとMicrosoftを潰すことができます。

週刊ダイヤモンドや塩澤氏のように、「第3者にライバルメーカーを批判し、自社製品を賞賛してもらう」宣伝方法は非常に効果的です。

第3者に評価してもらう

一般の消費者は、テレビや新聞で紹介されている内容が中立的な立場で報道していると誤解します。そのため、メーカーは自社製品を特集させ、CMではなく番組放送中に宣伝を行います。

特に、雑誌に掲載されている記事は、メーカーが頼んで書いてもらったのだろう、と感じるものが多数あります。その一例が週刊ダイヤモンドのアップルの特集です。

私は実際にこの雑誌の記事を読みましたが、その中身は、iPhone5のメリットを大々的に賞賛しているものでした。先ほどのソニー特集では「新製品はコネクターに互換性がない」ことを書いていたにもかかわらず、今回のiPhone5ではコネクターの互換性がない事実は伏せています。

結論:多くの企業でライバルメーカー批判のステマが横行する

多額のお金をかけて自社製品を宣伝する時代は終わりつつあります。

これからは

  1. ライバルメーカーの製品を徹底的に批判して、ライバルを蹴り落とす
  2. 自社の製品をニュース風に宣伝する

時代がやって来ました。