故障しやすいパソコンランキング
3万台以上のパソコンの故障率調査をもとに、故障しやすいパソコンメーカーの実名と特徴を紹介します。
HP製は4台に1台が故障する
ライブドアニュース「ノートPC故障率、メーカー別TOP9発表」で紹介されていますが、携帯電話機の保証会社SquareTradeが、パソコンの故障率について公表しています。
このSquareTrade社が2009年行った3万台以上の調査結果(1 in 3 Laptops fail over 3 years)をグラフにしてみました。
グラフを見る限り、HP製のノートパソコンが一番故障しやすく、HP製は3年以内に4台中1台が故障する結果となっています。
SquareTrade社によればソニーとアップルが平均的な故障率であり、東芝とエイスースは若干故障率が低い結果です。
故障しやすいメーカーの特徴
障しやすいパソコンを製造するメーカーの特徴は次の3点です。
- アフターサービスが悪い
- 安さを売りにしている
- デザインを売りにしている
アフターサービスが悪い
パソコンメーカーのアフターサービスランキングで紹介しましたが、下のグラフは約2万人から調査したパソコンメーカーのアフターサービスランキングの推移です。
エイスース(ASUS)だけ例外ですが、一般的にアフターサービスが悪いメーカーと故障率が高いメーカーは一致します。
安さを売りにしている
当然ながら、安いパソコンほど粗末に製造しているので故障率は高いです。
デザインを売りにしている
PCのアフターサービスを簡単に見抜く方法で紹介しましたが、デザインが良いパソコンメーカーほどアフターサービスは悪いです。
その証拠に、デザインを売りにしているMacは長期サポートの加入料が非常に高く、電話サポートも購入後90日間と限定していることが特徴です。
結論:アフターサービス・価格・デザインで見抜く
SquareTrade社の調査結果では富士通やNEC、パナソニックの故障率はわかりませんが、「アフターサービスが良い」「価格が高い」「デザインが悪い」パソコンメーカーは故障率が低いでしょう。