「草食男子が増えた」はモテない女性の言い訳

男女の交際率は年々上昇しており、「草食男子が増えたから私は誘われない」という言葉はモテない女性の言い訳かもしれません。

女子大学生のデート経験率は年々上昇

日本性教育協会「青少年の性行動全国調査」によれば、毎年約5,000~9,000人の学生を調査すると、女子大学生のデート経験率は2005年まで年々上昇し続け、女子大学生の7~8割の人が異性とデートの経験があります。
学生のデート経験率

やっぱり男はお金!男性の結婚率は年収に比例するでも紹介しましたが、結婚率は男性の経済力に比例します。

同様に、2011年のデート経験率が急激に下がったのは、おそらく2008年のリーマンショックにより親からの仕送りが減ったか、アルバイトをクビになって経済力が低下したためだと思います。

「草食男子は性欲が少ない」と言われていますが、先ほどの日本性教育協会「青少年の性行動全国調査」によれば、キス経験率と性交経験率の割合が男女ともに年々上がっているため、男性の性欲の減退を示す統計データは見つかっていません。
学生のキス経験率
学生の性交経験率

本当に草食男子が増えているなら、性欲も下がっているはずです。

「私たちがモテないのは草食化のせいだ」というデマ

「草食男子」という言葉の生みの親である深澤真紀氏が下の動画で解説していますが、深澤氏は草食男子という言葉を良い意味でネーミングしたにもかかわらず、アンアン、ノンノなどの(本人いわく)モテない女性が読む雑誌によって草食男子は悪者のように描かれました。

深澤氏によると、アンアン、ノンノなどのメディアが「私たちがモテないのは草食男子が増えたからだ」というデマを流したため、デタラメな青年像が造り出されました。

年を取るほど魅力は減る

日本人にロリコンが多いのは寿命が影響かで紹介しましたが、子孫繁栄の観点から見れば、日本人男性が中学生や高校生のアイドルを好きになるのは正常な生理現象です。むしろ、日本人男性は高校生ぐらいの年齢の低いの女性に大きな魅力を感じています。

よって、年々老けていく女性を誘う男性の数が減っていくのは当然です。女性を誘う男性が減ったのではなく、年をとった女性に魅力を感じなくなったのです。

「草食男子が増えたから私は誘われない」という言葉は、モテない女性の言い訳かもしれません。