運転中にポケモンGOはダメで、テレビはOKのナゾ

ポケモンGOによる死亡事故が起きて以降、ポケモンGOの規制が強化されていますが、自動車に地デジやワンセグを設置して時速何キロで走行しようと、運転中にテレビを見たり画面を操作しても注視しなければ違法になりません。

運転中にテレビを見たり画面を操作しても違法ではない

テレビ朝日によれば、愛知県一宮市で起きたポケモンGOによる死亡事故で、一宮市はポケモンGOの運営会社に対し、移動中の使用を制限するように要請をしましたが、その規制に抗議する脅迫メールが一宮市に届いています。

そもそも自動車の運転中にスマホを操作することは道路交通法で禁止されています。

一方、自動車に地デジやワンセグを設置して運転中にテレビを見たり画面を操作しても、注視しなければ違法になりません。

ポケモンGOは速度制限があるが、テレビはなし

ポケモンGOによる交通事故がメディアで報道されて以降、運営会社はポケモンGOの速度制限を実施し、一宮市で起きた死亡事故の時は時速40キロ以上になるとポケモンが出現しない規制が実施されていました。

一方、ワンセグや地デジには速度制限が一切なく、時速何キロで走行しようとテレビを見ることができます。カーナビの操作に気を取られて歩行者などを死亡させる事故は過去に起きていますが、現在でも規制はありません。

テレビ局や自動車メーカーの権力は非常に強く、今後も自動車走行中のテレビ視聴に関する規制はされないでしょう。