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インチキ本をタイトルで見抜く方法

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近年、「○○するだけで年収1億円」や「どんな病気も治る○○」といった事実とは異なる内容が書かれたインチキ本が多数出版されています。そこで、本のタイトルだけでインチキ本を見抜く方法を紹介します。

特定のキーワードがあればインチキ

本のタイトルに以下のキーワードが含まれているかどうかで、書かれている内容がウソかホントかを見抜くことができます。

  1. 確率100%系:絶対、必ず
  2. 極大系:10倍、100倍、9割、1億円
  3. 極小系:一瞬、たった、1分、1%
  4. 占い系:夢がかなう、魔法の、ときめく
  5. 治療系:若返る、やせる、治る

絶対、必ず、などの確率100パーセントを保証するもの

本のタイトルに「絶対」や「必ず」といった言葉を使い、確率100パーセントを保証する本は内容がデタラメです。

例:にらさわあきこ(著)「必ず結婚できる45のルール」

本書は「必ず結婚できる」、と100パーセント結婚できることをうたっていますが、結婚できなくても書籍代の返金はしてくれません。

10倍、100倍、9割、1億円といった極端に大きな表現

「効率を100倍上げる○○」や「○○するだけで年収1億円」といった「極端に大きな表現」が本のタイトルに使われていればインチキ本の可能性が高いです。

例:松野恵介(著)「年収が10倍になる!魔法の自己紹介」

本当に年収が10倍もアップするのなら、この本をすべての日本人が読めば、今頃日本人の暮らしは相当裕福になっているでしょう。

一瞬、たった、1分、1%といった極端に小さな表現

先ほど紹介した例とは逆の、「1分で人生が変わる○○」や「たったこれだけで○○」といった「極端に小さな表現」が本のタイトルに使われていればインチキ本の可能性が高いです。

例:帯津 良一、鳴海 周平(著)「死ぬまでボケない 1分間“脳活"法」

この本に書かれていることを実践して本当に認知症にならないのなら、様々な医療施設ですでに実施されるでしょう。

夢がかなう、魔法の、ときめく、といった占い系の表現

「幸運を呼び込む魔法の○○」や「人生がときめく○○」といった「占いに使う表現」が本のタイトルに使われていればインチキ本の可能性が高いです。

例:渡邉美樹(著)「強運になる4つの方程式」

この手のインチキ本は男性より女性の方がだまされやすい傾向にあります。また、この手のインチキ本は「強運になる」といった、実際に変化したかどうか証明不可能なことが書かれているのも特徴的です。

若返る、やせる、治る、といった治療本

「寝るだけでマイナス20kg減量法」や「どんな病でも治せる呼吸法」といった極端な医療情報を載せている本はインチキ本の可能性が高いです。

例:堀泰典(著)「はだしで大地に立つと病気が治る」

ウソとわかっていても、わずかな希望を信じて「病気が治る」「キレイになれる」という商品に手を出してしまう人は数多くいます。

だまされないためには見抜く力を持つことが必要

警察やメディアがどんなに警告しようと、いつまでたっても「振り込め詐欺」の被害者が消えないように、インチキ本にだまされる人が消えることはないでしょう。

日本に「表現の自由」や「出版の自由」がある限り、詐欺まがいのインチキ本はこれからも出版され続けます。

そこでインチキ本にだまされないようにするには、私たち消費者が賢くなりウソを見抜く力を持つことが必要です。