就職率100パーセントを掲げる大学の罠

就職率100パーセントを宣伝文句としている大学もありますが、実際には0パーセントの場合もあります。数字をごまかすテクニック、そして本当の就職率を知る方法を紹介します。

そもそも就職率とは就職希望者数あたりの就職者数

下の動画で解説されていますが、就職率=就職者数/就職希望者数×100です。

つまり、意図的に就職率を上げるには

  • 就職者数を上げる
  • 就職希望者数を減らす

ことをすればいいのです。

派遣・バイトも就職者扱い、ニートも家事手伝いの就職者扱い

「就職者数を上げる」方法として派遣・バイトも就職者扱いにしている学校もあり、ニートさえも家事手伝いの仕事をしているとして就職者扱いになるケースもあります。

就活を断念させる

「就職希望者数を減らす」方法として、学生に就活を強制的に辞退させる学校もあります。「就活辞退書」にサインさせるか、大学院などへの進学に失敗した「浪人生」扱いに切り替える方法を使っているのです。

本当の就職率を知るには

上の動画にも紹介されていますが、本当の就職率を知るには行方不明者数を調べることです。また、卒業生に聞いたり、「ヤフー知恵袋」などの質問投稿サイトで自分が進学したい学部の就職状況を体験者から聞くことです。