坂道でふらつく電動バイク一覧

電動バイクの中には、力不足のせいで坂道を登れなかったり、ふらつく車種もあります。坂道で「ふらつく」「ふらつかない」電動バイクのを紹介します。

坂道でふらつくバイクはコレ!

各メーカーの電動バイクの登坂能力をテストし、公開している動画があります。

上の動画を見る限り、坂道を走行中にふらつく電動バイクは以下の3車種です。

  1. テラモーターズ:SEED60
  2. Scootech:SC425F
  3. オーバークリエイティブ:JEVO

テラモーターズのSEED60は「登坂能力12度」と公表していますが、傾斜12度の坂でふらついています。一方、ScootechのSC45Fは「登坂能力11度」、オーバークリエイティブのJEVOは「登坂能力10度」と公表しており、傾斜12度の坂でふらつくのは当然ですね。

どうやら、やや傾斜のある坂を登る場合、登坂能力12度以下の車種は注意が必要でしょう。

雑誌「日経トレンディ」の記事によると、次の車種は登坂能力12度以下なので、購入する際には注意が必要です。

【電動スクーターの登坂能力】
メーカー 車種 登坂能力
ヤマハ EC-03 9度
東京マルイ タイプC 9度
テラモーターズ SEED48 10度
エネクスオート ER50-A15 10度

ふらつきを防ぐには「ペダル付き」「原付2種」を選ぶ

ふらつきを防ぐにはパワー不足を解消することです。パワー不足を解消する方法はペダル付きの車種を選ぶか、原付2種などのハイパワーの車種を選ぶことです。

ペダル付きの電動バイク

電動バイクにはペダル付きの車種があります。Prozzaの「ミレット」です。日経トレンディによると、ミレットは登坂能力が6度しかありませんが、ペダルをこぐことでパワー不足を解消する仕組みなっています。


ただし、サイクリングに熟達した人が長時間連続して出せる動力は200W(登坂能力1~2度に相当)なので、急な坂道を昇るには「登坂能力10度」と公表している「ミレットLi500」が良いでしょう。

原付2種ならハイパワー

原付免許では乗れませんが、原付2種の電動バイクなら1種に比べてパワーが高いため、坂道でも安定して乗ることができます。

下の動画は、原付2種の登坂能力をテストしたものです。

参考になるサイト

電動バイク徹底比較サイト!【スペックデータ超大全】
メーカーが公表している、電動バイクの定格出力や最高出力、登坂能力を掲載しています。