PVが稼げるネタ・稼げないネタ
中川淳一郎氏が解説をもとに、PVが稼げるネタ・PVが稼げないネタを紹介します。
高いPVを取れる3大トピックス:芸能・スポーツ・性
新聞の「ネット選挙特集」で解説していた、ネットニュース編集者・中川淳一郎氏によれば、PVを稼ぐ3大トピックスは「芸能」「スポーツ」「性」です。
この3大トピックスは、スポーツ新聞のメインテーマなので、確かに納得です。
スポーツ新聞をもっと見れば「ギャンブル」記事、つまり「お金」の記事も多く、ネット・雑誌で投資関連の記事が多い理由がわかります。
よく見てもらえる記事
中川淳一郎氏の著書「ウェブで儲ける人と損する人の法則」によると、高いPVを取れるネタは以下の17項目です。
- テレビ番組に関するもの
- 女性芸能人がブログですっぴんや胸の谷間を披露
- 韓国・中国VS日本を煽るもの
- タバコの増税など論争を呼ぶもの
- 芸能人の結婚、離婚などステータスの変更
- 芸能人・スポーツ選手のよるスキャンダル・逮捕
- ダイエット
- モテる人、もてない人の特徴
- 恋愛関連の話
- 芸能人による病気の告白
- 職場の飲み会の是非などライフスタイルに関わるもの
- コンビニ商品
- 安い店の紹介
- 高すぎるものの紹介
- 美人・巨乳
- 年収に関する話題
- 地方VS都会を煽るもの
中川淳一郎氏が著書で指摘しているモノをまとめると、やはり高いPVを取れるネタは「芸能」「スポーツ」「性」、そして「身近な話題」「お金」ですね。
見てもらえない記事
一方、PVを稼げない記事も紹介されています。それは、
- 海外情勢
- サブカルチャー
- テレビでオンエアされないスポーツ
- 企業のメセナ(企業が資金を提供して文化、芸術活動を支援すること)関連の取り組み・エコ
先ほどの「高いPVを取れるネタ」の正反対のネタであり、「身近でないモノ」というのが特徴ですね。
ただ、個人的には、アニメなどの「サブカルチャー」サイトはごく一部の人から人気があり、サイトへのファンを増やしPVを安定的に伸ばす要素を持っています。
大ヒットはしませんが、そこそこのヒットは可能なので、「サブカルチャー」や「テレビでオンエアされないスポーツ」の記事も、長期的に見れば悪くはないと思います。
ネット文脈に必要なウケる要素11+2カ条
先ほど紹介した著書「ウェブで儲ける人と損する人の法則」で「ネット文脈に必要なウケる要素」11カ条が紹介されています。
- 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
- 身近であるもの、B級感があるもの
- 非常に意見が鋭いもの
- テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、ヤフー・トピックスが選ぶもの
- モラルを問うもの
- 芸能人関係のもの
- エロ
- 美人
- 時事性があるもの
- 他人の不幸
- 自分の人生と関係した政策・法改正など
ざっくり言えば、ネットの文脈では「芸能」「性」「身近なモノ」「鋭い意見」が重要なようですね。
DOTPLACE「第7回:中川淳一郎(ネット編集者)」によれば、中川淳一郎氏は「ネット文脈に必要なウケる要素」に新しく2カ条入れました。それは、
- 韓国ネタ
- ジャズ喫茶理論が適用されるもの(ジャズ喫茶理論:「自分はわかってますよ」と知らしめたくなるような賢いコンテンツ)
メディアでは反中・反韓ネタを以前から特集していましたが、最近はyoutube・2chを中心に極度の反韓ネタが盛り上がっています。
韓国がこれほど嫌われるのは、日本の脅威となっているからです。
ネット右翼がたくさんいる限り、本当は韓国が嫌いではなくても、反韓ネタのエサにしてPVを稼ぎまくるブロガーはいます。
韓国ネタは、韓国が経済成長を続けて日本の脅威となり続ける限り、PVを稼ぎ続けるでしょう。