無垢の木材なら花粉症のアレルギー症状はでない
スギ・ヒノキといった無垢の木材なら、スギ・ヒノキ花粉症の人でもアレルギー症状はでません。
花粉症と木材は関係ない
かつて、私は 100万円の移動式小型住宅「タイニーハウス」に興味を持ち、自分でも自力で家を作れるのではないかと思い、木造住宅について様々な本で調べていました。
その時、確か阿保昭則氏の著書「大工が教えるほんとうの家づくり」だったと思うのですが、阿保氏は花粉症のアレルギー症状と木材は関係ないと述べていました。
(阿保氏は自然素材を使った住宅を建てる大工であり、シックハウス症候群患者のための住宅なども手がけています。よって、建築素材とアレルギーの関係に詳しい人物です。)
つまり、ヒノキ花粉症の人が無垢のヒノキで建てた家に住んでも、症状は悪化しません。
私自身はスギ・ヒノキ・ブタクサの花粉症です。自宅にヒノキの木材を多数置きましたが、症状は以前と変わりません。
住むなら無垢の木材を使った住宅がオススメ
健康な人に比べて、花粉症の人はシックハウス症候群などのアレルギー疾患になりやすい傾向があります。そのシックハウス症候群は、ホルムアルデヒドなどの建材から放散される化学物質が原因です。
シックハウス症候群を防ぐには、化学物質が入っていない無垢の木材を使った住宅に住むことが最適です。
よって、花粉症の人はスギやヒノキの木材から遠ざかるのではなく、むしろ無垢のスギやヒノキ、自然素材の塗料を使った住宅に住むが望ましいです。
ただし、無垢のスギやヒノキ、自然素材の塗料だけを使った住宅は日本にほとんどありません。