生活保護で国家は破綻する

働かない人が働く人よりも得をする共産主義国が崩壊した例をもとに、生活保護が国家を破綻へ導く理由を紹介します。

デフォルトしたギリシャでは、賃金より生活保護受給額の方が高い

2015年7月に事実上のデフォルト(債務不履行)をしたギリシャでは、生活保護の受給額が一般労働者の賃金よりも高いことが報道されています。

日本でも、生活保護の受給額が年金より高く、さらに近年では一般労働者の賃金よりも高いことが話題になりました。個人的には生活保護制度は素晴らしいと思いますが、優遇されすぎているのが現状です。

つまりギリシャも日本も、働くよりも、働かいない方が得をするのです。

働かない人ほど得をする共産主義国は崩壊した

旧ソ連などの共産主義国が崩壊した理由の一つとして、「怠け者の方が得をする制度だから」ということが指摘されています。

共産主義国では、働かなくても食べていける、そればかりか、働かない人が働く人よりも得をする社会へ導いたのです。

結果、労働者の勤労意欲が落ち、生産性も下がって国民が貧困化していき、国家は崩壊しました。

日本も破綻する

一生懸命働いて高い税金を払う人がいる一方で、福祉で遊んで暮らす人がいる。こんな不公平な仕組み社会では、国に対する信頼もなくなります。

働かない人の方が、働く人よりも得をする社会では、国家は成長しません。ギリシャのように福祉を維持するために債務が膨張して財政破綻します。

このサイトでは財政破綻についていくつも紹介してきましたが、日本もいずれは財政破綻(厳密に言うとハイパーインフレ)が起きます。