クラウドソーシングの実態 月収20万円以上は1%未満

クラウドソーシング大手のクラウドワークスで、月収20万円以上稼いでいる人は1%未満です。

月収20万円以上は111人だけ

介護難民(介護が必要なのに施設でも在宅でも適切な介護サービスが受けられない高齢者)が増える中、クラウドソーシングが注目されています。

しかし、キャリコネニュース『クラウドワークスで「月収20万円以上」わずか111人の衝撃』によれば、クラウドソーシング大手のクラウドワークスに登録しているユーザー約80万人の内、月収20万円以上稼いでいる人は111人だけです。

登録ユーザー80万人の1割(8万人)がクラウドワークスで真剣に仕事をしていたとしても、月収20万円以上稼げる割合は

111人/80,000人= 0.0013875%

です。

つまり、クラウドソーシングで月収20万円以上を稼げる人の割合は1%未満であり、限りなくゼロに近いことがわかります。

内職と変わらない

自宅で気軽にできる仕事と言えば、昔から「内職」が有名です。その内職の特徴は、労働時間に比べて収入が極端に低いことです。

クラウドソーシングで人気の職種の「データ入力」も同じで、単価が非常に低く、クラウドソーシングは内職とあまり変わらない構造があります。

本当に稼げる仕事は法人へ

一方、クラウドソーシングにもホームページ制作や翻訳などの単価の高い専門的な仕事が多数あります。

しかし、単価が高ければ競争が激しくなり、そもそも本当に単価の高い仕事なら信頼性のある法人に依頼するので、結局、単価の低い仕事しか残らない状況です。