「支持政党なし」の次に登場する政党名は何か

2016年度の参院選比例区で、「支持政党なし」という政党が64万を超す票を獲得しましたが、これをマネして「該当なし」「・民主党」といった政党名が登場するかもしれません。

政党名が「該当なし」

「支持政党なし」をマネして、次に登場する詐欺的な政党名として「該当なし」が考えられます。

また、「・民主党(なかまるみんしゅとう)」や「.民主党(ドットみんしゅとう)」といった旧民主党を意識した政党名も考えられます。高齢者にとっては「・」「.」も小さくて見にくいので旧民主党と勘違いするかもしれません。それに略称が「民主」となるので、なおさら間違いやすいです。

候補者名も偽名が使える

2016年度の参院選では(各区市町村の選挙管理委員会によって異なりますが)投票記載所の正面に張られた紙に、政党名に加えて候補者名が記載されており、「支持政党なし」はよく見ると政党名であることがバレる状態でした。

しかし、選挙前に執筆活動や社会運動で別名を浸透させておけば、候補者名はマック赤坂(本名:戸並 誠)のように偽名を使えます。

そこで、候補者名は「A」や「N O」、「※」といったように意味不明な名前にするか、「無 記載」や「NO NAME」や「空 欄」のように氏名とはわからない名前にすれば有権者を騙せるかもしれません。

「支持政党なし」のように、詐欺的な政党名は法律を変えない限り今後も登場するでしょう。