韓国は財政破綻して輸出大国へ

韓国の財政破綻が起こる時期や、韓国が輸出大国になる理由を紹介します。

年々上昇する債務、人口減少によって破綻する

韓国の国家債務は年々上昇し続け、中央日報「韓国の国家債務1212兆7000億ウォン、前年比8.9%増」によれば、2014年度は1212兆7000億ウォン(約136兆円)になりました。

人口が減少すると国家は破綻するで紹介しましたが、統計上、人口が減少して数年後に破綻した国がいくつもあります。

中央日報『韓国の人口「2030年まで増加」、従来の発表値と差が大きい』で紹介されていますが、韓国の人口は2018年~2030頃にピークを迎えると予想されてます。つまり、韓国が債務を増やし続ける限り、おそらく2020年~2035年ごろまでには破綻するでしょう。

韓国のGDPの75パーセントは財閥企業に依存している

韓国のGDPの75パーセントは、サムスン、ヒュンダイ、LGなどの財閥企業によって占められています。一方、日本のトヨタの売上は日本のGDPの4パーセント程度しかありません。

つまり、韓国は財閥企業への依存が極端に高いのです。

韓国の財閥企業は潰れる可能性が高い

サムスンやヒュンダイは革命的なサービスや技術で成長したのではありません。ヒュンダイが燃費を偽装したように、「政府への賄賂」や「特許侵害」、「ライバルメーカーへの妨害活動」といった汚い手口で大きく成長しました。

NHKとソフトバンクは確実に潰れるで紹介しましたが、一線を超えて暴利に走った企業は必ず潰れます。

サムスンやヒュンダイはいつ潰れるかわかりません。サムスンは韓国のGDPの20パーセントを占めており、もしサムスンが倒産すると、韓国は財政破綻に一直線です。

つまり、(日本経済倶楽部の横森氏が指摘しているように)韓国の財政破綻は政府の財政状況とは関係なく起こる可能性があるのです。

アメリカと中国への輸出は関税ゼロ

いざ財政破綻すれば自国の通貨が安くなる、つまりウォン安となるので、韓国にとっては輸出に有利になります。

しかも、韓国はアメリカや中国といった二大消費国とFTA(自由貿易協定)を結んでおり、自国の製品を関税ゼロまたは低い水準で輸出できます。

よって、韓国が財政破綻をして輸出大国になる日は、そう遠くはありません。